Story ストーリー

ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)はずば抜けた記憶力と鋭い洞察力、そして驚異的な集中力を備えた刑事。そんな彼女が新人として配属されたのは、韓国警察特殊犯罪課(SCU)内で凶悪犯の行動監視を専門とする班だった。直属の上司となるベテラン班長のファン・サンジュン(ソル・ギョング)は荒っぽく無茶な要求も多いが人情味に溢れ、動物的な感覚と本能の持ち主として知られていた。サンジュンとユンジュは、武装犯罪グループの冷酷なリーダー、ジェームズ(チョン・ウソン)の追跡捜査を通して、徐々に相棒としての絆を深めていく。しかしジェームズは抜群の頭脳と高度な戦略で、彼らの監視網を毎度くぐり抜けてしまう。サンジュンとユンジュはあらゆる手を尽くしてジェームズを見つけ、彼の犯罪を阻止しようと試みるが…

Cast キャスト

数々の賞をさらった演技力と作品をヒットに導く高い人気を誇るソル・ギョングは、韓国を代表する俳優の1人と言って間違いない。『公共の敵』シリーズで刑事役としてのイメージを確立した後、『TSUNAMI-ツナミ-』ではごく普通の一般人、『ザ・タワー 超高層ビル大火災』では命を救うためにおのれを犠牲にする消防士を演じたほか、長年の俳優人生を通じて実に多種多様な役柄を演じ、強い印象を残してきた。本作『監視者たち』で再びスクリーンに帰ってきたソル・ギョングは、素早い判断力と力強いリーダーシップを備えた、カリスマ的監視スペシャリスト、“ファン班長”を演じる。今回も、彼ならではの情熱と人間味にさらに磨きがかかった演技を見せてくれるだろう。
<主な出演作>『ザ・タワー 超高層ビル大火災』(12)、『TSUNAMI-ツナミ-』(09)、『シルミド/SILMIDO』(03)

眼差しで見せる繊細な演技ができると同時に卓越したアクションスキルも備えたチョン・ウソンは、まさに万能の俳優だ。そんな彼にとって『監視者たち』は、ホ・ジノ監督の切ないラブストーリー『きみに微笑む雨』以来4年ぶりの映画出演となる。本作の脚本を読むとすぐさま出演を決め、作品に全身全霊を注ぎ込んだと言う。彼は役柄についてこう語る。「ジェームズというキャラクターに魅了されました。映画の前半のトーンや流れは、彼によってコントロールされていると言っていい。だからこの役を演じる俳優によって、映画の雰囲気がガラッと変わると思ったんです。」初めての悪役でキラリと光る演技を残すべく、気合も十分。計算し尽くされた背筋も凍るパフォーマンスで、今までにない一面を見せてくれることだろう。
<主な出演作>映画『グッド・バッド・ウィアード』(08)、『私の頭の中の消しゴム』(04) ドラマ「パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~」(11)、「ATHENA -アテナ-」(10)

初主演ドラマ「華麗なる遺産」が大ヒット、最高視聴率47.1パーセントを達成する。MBC創設49周年特別企画ドラマ「トンイ」でタイトルロールを演じた際には、実在の人物、淑嬪崔氏に成りきり複数の賞を獲得、韓流スターとしての地位を確固たるものとした。その後、大ヒット歴史大作『王になった男』にも出演し、イ・ビョンホン演じる光海君の王妃役を務めた。本作『監視者たち』では、見聞きしたものすべてを記憶できる監視のスペシャリストへと変身。これまで築いてきた清純派のイメージを打ち破り、作品に緊迫感を与える演技を見せている。
<主な出演作>映画『王になった男』(12)、『ただ君だけ』(11) ドラマ「トンイ」(10)、「華麗なる遺産」(09)

K-POP界を牽引するアイドルグループ、2PMのメンバーであるイ・ジュノ。アーティストとして多彩な才能を発揮している彼が、ついに『監視者たち』で本格的に映画デビューを果たす。演じるのはお調子者の監視班エース、通称“リス”。持ち前の真面目さと愛嬌溢れるキャラクターを生かした役となっている。共演したソル・ギョングはこう語る。「何よりも彼はリスのキャラクターにピッタリでした。将来どうなるかとても楽しみですね。」 ハン・ヒョジュも「演技初挑戦とは思えませんでした。現場で見事に役に息を吹き込み、すごくナチュラルに演じていましたよ。」と評価している。
<作品歴>JUNHO (From 2PM)としてソロ楽曲「FEEL」(14)、「キミの声」(13)をリリース

2007年の香港大ヒット映画『天使の眼、野獣の街』(サイモン・ヤムとレオン・カーフェイ、ケイト・ツイ主演)に、韓国芸術総合学校映像院の先輩、後輩であるチョ・ウィソク、キム・ビョンソ監督の共同演出で新たな息を吹き込み誕生した本作。人気映画のリメイクは最初から期待値が高くなり、前作を超える作品でなければ興行が失敗に終わることも少なくない。しかしチョ・ウィソク監督らは、そうしたハードルを乗り越え、一級品を一級品あるいはそれ以上の付加価値をつけて見事に蘇えらせた。


チョ・ウィソク監督
<作品歴>
映画『The World of Silence (英題)』(06) 監督、『ひとまず走れ!』(02) 監督/脚本

キム・ビョンソ監督
<撮影監督歴>
『In My Ending Is My Beginning (英題)』(13)、『危険な関係』(12)、『青い塩』(11)、
『きみに微笑む雨』(09)、『オガムド ~五感度~』(09)、『彼とわたしの漂流日記』(09)、
『GOGO70s』(08)、『まぶしい日に』(07)、『台風太陽 君がいた夏』(05)
『もし、あなたなら ~6つの視線』(03)